有料職業紹介事業 13-ユ-308672
2015.04.30
【国内】中小企業 質・量で人材不足(中小企業白書)
【国内】中小企業 質・量で人材不足(中小企業白書)
2015年4月24日に政府が閣議決定した「2015年版中小企業白書」によると、中小企業
の人材確保状況について、「十分確保できている」や「十分ではないが確保できている」
と回答した割合が5割に満たず、中小企業・小規模事業者は人材を十分確保できていない
状況であることが分かりました。
人材が「確保できていない(36.3%)」理由を見ると、「人材の応募がないため」が
6割弱を占める一方、「人材の応募はあるが、よい人材がいないため」という回答も4割
存在し、質・量両面で「人材不足」に直面しています。
人材の採用手段としては「ハローワーク」や「知人・友人の紹介」が多く利用されて
おり、採用実現率(採用実績/利用実績)で見ると、「知人・友人の紹介」や「取引先・
銀行の紹介」が高くなっている一方、「自社ホームページ」は最も低く、中小企業の
人材採用において顔が見える採用手段が重要であることがうかがえます。
なお、「人材紹介会社」「就職ポータルサイト」を利用した割合は、それぞれ1~2割
であるものの、採用実現率では6~7割でした。
【中小企業庁:中小企業白書(2015年版)】
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H27/PDF/h27_pdf_mokujityuu.html